モンスター? クレーマー? その2
前回の続きです。
設備修理依頼の具体的な内容を把握できず
入居者さんの元へ直接訪問した件。
途中 便座の写真を載せようと思います
閲覧注意してください。
ご対面
応対してくださった入居者さん
ドアを開けてあいさつを交わすなり
「フェンスを張り替えてくれてありがとうございました。
見た目も使い勝手も良くなりました。」
と、お礼を言われました。
良かった・・・ いい人じゃん・・・
と一安心。
今回の要望は 具体的には
①以前のトイレ水漏れ修理後にトイレに
原因不明の黒い汚れがついてしまった
②普段使用時以外は便座のフタを閉めていたので
気にならなかったが、今回フタが折れてしまい
汚れが目立ってしまうため連絡した
とのこと
①については2年ほど前にボールタップ劣化による
水漏れに対しタップ交換の修繕をしました。
汚れは確かに普通の使用ではつかない類の
真っ黒な汚れで、なんとなく劣化したゴムが
へばりついたようなもので、カビとは違う印象でした。
便器の汚れは、入居者さんもいろいろ試してくれたそうですが、
落とせないとの事ですが、プロの業者さんなら落とせると踏みました。
そこで、まず清掃業者に依頼して
汚れが落ちれば次に便座フタの交換。
落ちなければ、便器ごと交換。
という2段階の対応を取るように、
管理会社さんにお願いしました。
結果1つの業者さんで清掃とフタ交換を
1日で完了してもらいました。
便器交換だったら大変だなと思っていたので
よかったです。
今回のエピソードは
いろいろと教訓が得られたと思います。
①百聞は一見にしかず。
自分の目で確認できていなかったら
問題点が不明瞭で、モヤモヤしたまま修繕を進めていた。
②業者さんに依頼した修繕や作業は必ず確認する。
そもそも、汚れの原因が
2年前のタップ交換にあるのかはわからずじまい。
今回はそれを教訓に施工後の状態を写真で
報告してもらうよう求めました。
③クレームは問題が起こった時
すぐに言っていただいた方がありがたい。
④物件の修繕は喜んでもらえる
当然の事なのかもしれませんが、
生の声が聴けたので再認識しました。
⑤水廻りのパッキンやゴムパーツなどは
空室期間に自分で交換しておいた方が
安上がり
トイレクリーニングと便座交換で
約25,000円でした。
管理会社さんはクリーニング代は
入居者さんに善管義務として請求しても
よいのでは?と提案いただきました。
しかしご本人は2年あまりクレームを言わず
我慢して使ってくださっていました。
とてもとても入居者さんに請求しようとは思えず
丁重にお断りしました。
築30年超の物件のため今後も
いろんな事が起こってくると思います。
その時々で管理会社さんとも相談しながら
学んでいかなければと思います。
本日もお読みいただきありがとうございました。