リスクの話① <やるリスク>
2つのリスク
賃貸経営にまつわるリスクには2つの側面があると思っています.
1.金銭的なリスク
2.精神的なリスク
資金がショートしていわゆる倒産をしてしまい生活が破たんする.
日常的に起こるトラブルや事故を気に病んで生活が暗くなる.
どちらも家族の笑顔が失われます...
リスクは起こりうる出来事を想定できていれば
コントロールできると僕は考えています.
“想定内”の範囲が広がれば,それだけリスクは軽減されるといえます.
想定内の事
思いつくままに挙げてみたいと思います
- 空室 ⇒ 物件選択,管理会社,差別化,募集方法
- 滞納 ⇒ 保証会社,管理会社
- 不良入居者 ⇒ 入居審査,定期借家契約,管理会社
- 夜逃げ ⇒ 入居審査,保証会社
- 自然災害 ⇒ 物件エリアの分散,保険,エリアの選択
- 火災 ⇒ 保険
- 物件内での事故 ⇒ 保険
- 突然・不意の修繕 ⇒ 余裕資金,優良業者
- 人口減少 ⇒ 高齢者や外国人の受け入れ,人口動態
- 購入時の高値掴み ⇒ シミュレーション,相談相手
- 不動産市場の暴落 ⇒ 買い増し?,上昇まで待つ?
- 金利の上昇 ⇒ シュミレーション,固定金利,不動産以外の投資
- 借金への不安
- 家族の反対
知識や経験値が増えると,この項目や⇒対応策も
どんどん拡がっていくことと思います.
僕自身は3・4・7あたりが精神的ダメージが大きような気がします.
また,ここに挙げられていないピンチが起こった時こそが
真の破綻リスクなのだと思います.
次回は<やらないリスク>について考えてみたいと思います.
本日も最後までありがとうございました.