弱気は最大の敵
前回の、原状回復費用が高額になりそうで
退去する元入居者さんに負担してもらえるのか・・・?という話の続きです。
数日後、管理会社様より正式なリフォームの見積が届きました
早速チェックして、ごくわずかな要望はしたもの内容・金額的には即了承です。
繁忙期ですから少しでも意思決定を早くして、施工していただく職人さんを抑えてもらいたい思いがあります。
ただ・・・ メールの文面から伝わってくる 担当者様の熱量が若干低い気がしたんです。
「(前略) 見積より、オーナー様負担○○万円/入居者様負担××万円 となりますが、立会業者からも報告があったように交渉が入る可能性が高いと思われます (後略)」
だいたいこんな文面でした。
まだ連絡取ってもいない段階で なんか「値引きよろしくね!!」って言われてる気分になりました。いま話題の忖度ってこんな感じ?
そこで、こちらの都合を忖度していただくために、少~しだけ強めのメールを返しました。こんなカンジです。
「契約に則り 粛々と進めてください。
また、回収困難な場合 やむを得ず少額訴訟への移行も考えています。
つきましては、転居先の住所や、差し押さえの為の口座、リフォーム前後の現場写真などの提供を貴社に依頼させていただきます。必要時協力いただければ幸いです。」
要は、「こっちは負担する気ないよ」を伝えました。
元入居者様とやり取りする担当さんが
ハナから「困ったら減額条件を提示して、オーナーと入居者の痛み分けで決着しよう」というイメージで入るのと「オーナー折れなそうだな… 入居者説得しないとややこしいことになりそうだ…」と思って交渉するのでは 結果は全く違うものになると思ったからです。
1週間ほどして 管理会社様から連絡が来ました。
「一つひとつ丁寧にご説明した結果、ご納得いただき
本日負担分全額の入金が確認できました。」
ありがとうございます。
本音では多少こちらが泣いてでも早期決着をはかりたいと思っていました。
少額訴訟なんて調べてはみたものの
「めんどくさいな~」とビビッていました。
全額回収は本当に想定外でした。
僕の強めのメールが効いたのかはわかりません。
しかしこちらの主張が筋が通っていると思えば
しっかり発信するという事が大事だなと改めて思いました。
一生懸命説得してくださった担当者様、本当に助かりました。
どうもありがとうございます。
本日も最後までありがとうございました。