不動産投資の第一歩が踏み出せない僕が大家さんになるまでの成長(?)記録を綴っていきたいと思います. どんな困難や壁が待っているのでしょうか? はたして大家さんになれるのか.諦めてしまうのか. このブログがどんな結末になるのかは想像がつきません。。。

不惑の僕が大家さんになるまで

不動産投資という言葉に興味を持ち,勉強をはじめてもう5年。。。 いまだに行動を起こせない僕が,一歩目を踏み出すまでの思考や行動を記録していくブログです.

あえて借りてみる

 

行ってみたかったんです

 

 

母の物件のフェンス工事の続報です.

安い見積もりを出してくださった業者さんに

施工を依頼しました.

 

施工価格が想定内に収まったこともあり

自己資金でまかなえるとのことでしたが

僕は母に強烈に借り入れをプッシュしました.

 

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理由は3つあります.

  1. 自己資金の温存
  2. 金融機関への実績づくり
  3. 僕が借入の相談に行ってみたかった

 

1.については築古物件ですので想定外や

予定外の修繕がいつ発生するかしれません.

また年金暮らしの母でも事業資金であれば

融資が利用できる可能性があります.

なんといっても通帳に残高があることが

精神的安定につながります.急に入院などと

なっても消費者金融ぐらいしか

お金を貸してくれないのではないでしょうか?

 

やはり 現金は最強 だと思います.

「借りれるものは事業資金として借りて

いざとなったら一括返済すればよい」と

現金の温存を母に薦めました.

 

2.についてですが,金融機関に対しては口座開設や

少額の融資などの小さな取引から開始し実績をつくり

大きな融資を引き出していくことが付き合いのコツ

と教えてもらったことがあります.

 

今回の融資を半年程で完済し,その後外壁塗装の

費用の融資を得ようと思っています.

 

その後は 物件の建て替えも・・・?

 

3.についてですが,今回は日本政策金融公庫さまに

融資のお願いにいきました.

自分が事業を開始するにあたり

融資のお願いに行く可能性があると考えています.

融資の流れや,面談の雰囲気,面談内容など

経験しておきたかったのです.

とても勉強になりました.

 

融資の審査結果はまだ出ていないようですが

通っても通らなくても

とても意味のある経験でした.

 

とはいえやっぱり承認されたいです.

 

本日も最後までお読みいただき

ありがとうございました.

ひと手間20万円也☆

 

あいみつのススメ

 

 

僕の母は30年来の大家さんです.

現在はそこそこの高齢のため

管理会社との連絡窓口や運営方針の決定,

物件の草むしりや清掃などを僕がやっています.

 

最近ですが,以前より気になっていた

老朽化した境界フェンスの張替えをおこなうことを

決めました.

 

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そこで,ある大家さん用の一括見積サイトより

母の物件所在地で施工可能と思われる

一件の外構業者さん(Aホームサービス)とコンタクトを取り

現地打ち合わせののち見積もりを出してもらいました.

 

「た…高い…」  

勝手にイメージしていた金額を

遥かに超えて,母の物件から得られる

1か月分の家賃収入を大きく超えていました.

 

「こんなもんなのかな?」「いい人だったしな」

「他にアテがないな」「めんどくさいな」

「母ちゃんのカネだしな…」「いまさら断るのやだな」

 

他社にも見積もり依頼をした方がよいとは思うものの

やらない理由が次々に浮かんできます。。。

 

しかーし! 母の物件にかかわる理由として

経験値獲得,優良業者の開拓などを掲げ,

ゆくゆくは自分の賃貸経営につなげたいと思っている

原点を見つめなおし,さらに2社にアプローチしました.

 

1社は施工がかなり先になるとのことで

断念し,もう1社(Bフェンス)に現地見積もりを

お願いしました.

 

結果は表題の通りです。

同等品を使用した見積もりが

Bフェンスの方が約20万円安くあがりました.

50万が30万です!!!

すぐにBフェンスに施工依頼し

Aホームサービスにはお断りをしました.

 

 

安くなった理由

 

両社の見積もりやホームページを見比べて感じた

僕の考察です.正解かはわかりません.

 

得意分野が違う のだと思います.

 

A社はおそらく外壁塗装を得意とする外構業者,

B社はフェンスを得意とする外構業者だと思われます.

 

元々その可能性を考え,あいみつ業者を探す段階で

得意業者に絞ろうと思い

「地名 フェンス 外構」的な感じで

検索していきました.

 

見積もりの分析ではフェンスが得意な業者は

  1. 部材が安い
  2. 廃材処理が安い
  3. 諸経費が安い

という結果でした.1・2については

独自のルートがあったり,スケールメリット

あったりするのでしょう.

3についてはA社は外注,B社は自社施工

といった感じでしょうか?

 

今回は相見積りをとって本当によかったです.

 

①手間を惜しまない.

②納得のいく業者さんと出会うために

 修繕は時間的余裕をもって計画的に

 

以上2点が教訓となりました.

 

本日も最後までありがとうございました.

 

 

嫁ブロック?

 

悪いことなの?

 

「嫁ブロック」という言葉はご存知でしょうか?

ネットの記事で読んだのですが

転職活動や起業活動が奥様の反対にあい

頓挫することを指すスラング

人事系のお仕事の方が使われるみたいです.

 

良い意味ではあまり使われていないようですが

僕は悪いことではないように思えます.

 

転職や起業は家族にとって一大事だと思います.

それについて夫婦でコミュニケーションをとって

メリット/デメリットやそれをやる意味というのを

しっかり共有する必要があると思います.

この過程がうまくいっていないと

決まりかけた話が流れたりしてしまう事は

あり得ると思います.

 

おそらくお互いに「家族を守るための選択」という

コンセプトは共通しているんだと思います.

それぞれが持っている情報の質と量に

ズレが生じているのではないでしょうか?

 

人間は見たいものしか見えないと言われます.

「これだ!」と思うとそこに潜むリスクを

見て見ぬふりしてしまうというのは

僕も身に覚えがあります.

 

その際に「否定的な考察」というのは

非常に大切だと思います.

耳の痛い指摘に対して,データや根拠をもって

解決策を提示したり,リスクに対する保険を

かけるなどしていく過程で

転職や起業に対する安全度が

格段に高まるのではないでしょうか?

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一番最初のプレゼンです

 

 

転職や起業したあかつきには

上司・同僚や取引先,金融機関などに

思い入れや情熱,知識や情報などを

伝えなければいけない場面が

多々あると思います.

 

一番身近な奥さんすら納得させられない

事業計画は他の場面でも

受け入れられないのではないでしょうか?

 

むしろ思いつく限りの

「でも・だって・もし〇〇だったら」を

夫婦でディスカッションするべきだと

思います.

最初の壁が高ければ高いほど

本気度や実現性の精度が高まっていくと思います.

 

賃貸経営もリスクを負うことは

避けられません.

たくさんの否定的な考察を1つ1つ解決して

しっかり家族の同意を得て

やっていければいいなと思います.

 

本日も最後までありがとうございました.

 

 

塩漬けのカブで学んだこと

 

ダメな理由満載・・・

 

3年ほど前のNISAブーム(?)に乗っかって

余剰お小遣いで株を買ってみました.

 

まだ資金は引き上げていないので

途中経過ということになりますが現在の成績は…

 

4割ほど目減りしています.

最近では毎日の値動きチェックは疎かになり

日経平均すらぼんやり把握しているという状態です.

もはや相場全体が上がった時に

全部売っちゃおーといういわゆる塩漬け状態です.

 

しかし,そんな中からも投資というジャンルとして

不動産にもつながる教訓を得ています.

 

  1. 買うのは簡単,売るのは難しい
  2. 勉強は必須
  3. 買う前に出口(目的・目標・ゴール)を決める
  4. ブームに乗らない

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好きこそものの上手なれ

 

一番の教訓は 「僕が不動産が好き」

という事をはっきり認識できたことです.

株は実際に自分の貴重なお金を入れているのに

積極的に情報を得ようという気にならないんです.

いまだに四季報などに目を通すことも

ありません.

一方不動産はというと

メルマガに登録したり,物件検索をしたり

勉強会やセミナーに行ったり,

為になるブログを探したり,

買えもしないのに物件の内見に行ったり,

妄想事業計画をシュミレーションしたりなど

時間を割いたり,行動したりすることが

全く苦にならないんです.

株で結果が出せる方は,きっと結果を出すための

行動をしているものと思います.

 

ほとんど趣味の領域のことが

家計の収入アップにつながれば

家族にとっても幸せですね.

 

本日も最後までありがとうございました.

 

 

家を建てて学んだこと

自宅は買うな?

 

数年前,土地を購入して家を建てました.

不動産投資の先人たちのご意見では

居住用の物件はあまりおすすめされていません.

もちろん存じ上げていました.

 

でも建てました.家族の笑顔につながると

思ったからです.

賃貸併用なども考えましたが,フツーの戸建です.

 

一連の過程を通して非常に多くの経験をすることが

できました.

 

 

学んだこと

 

  1. 多くの不動産仲介業者や建築会社と商談できた
  2. 買付証明を経験できた
  3. 指値をしてみた
  4. 銀行融資の流れを経験できた
  5. 司法書士土地家屋調査士など多職種の方に会えた
  6. FPにライフプランニングの相談ができた
  7. 間取りを真剣に考えた
  8. 木造の工法を知ることができた
  9. 建築過程のほとんどを見ることができた
  10. プランニング中や建築中に起こるトラブルを経験できた
  11. 不動産取得税,固定資産税,確定申告など税務署との接点を持てた
  12. 融資実行後,銀行と金利引き下げ交渉してみた
  13. 妻ちゃんの内装やインテリアのセンスがよい
  14. 妻ちゃんが意外と建築等に興味がある
  15. (今後は住宅ローンの借り換えもしてみたい)

1個1個掘り下げたいところですが

すごいボリュームになっちゃいそうなので

やめておきますが,

中でも印象に残っているのが

不動産仲介業者や建築業者という

住宅業界の「なんだかなぁ」感です.

親身に相談に乗ってくれる業者さんも

たくさんありました.

しかし,いまいち僕の本気度が

伝わらなかったのか

「連絡します」のままスルーされ

全く連絡が来なかったという経験が

一度や二度ではありませんでした.

 

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賃貸経営も物件や土地の購入が

不可欠で,かつ成否を分けます.

取り返しのつかない事態とならないよう

関わる業者の選定には

細心の注意を払わなければと

思います.

 

本日も最後までお読みいただき

ありがとうございました.

 

キラキラした時間

 

今は今しかない・・・

 

賃貸経営はリスクを受け入れることで

やり方によっては,時間・場所などに縛られず

(ある程度)自由を持ったまま

収入を得られる手段だと思います.

 

前回はタイミングの話でしたが

今回は“やるべき人”について考えてみたいと思います.

 

若手サラリーマン,早期退職希望のサラリーマン,

定年退職間近の方,すでに悠々自適な方・・・

参入される方は様々だと思います.

 

そんな中,僕が考える“やるべき人”は

子育て中の方だと思います.

 

僕自身比較的子ども達との時間が取れる方で

毎日朝・夕食を共にし,一緒にお風呂に入り

一緒に寝ています.

毎日いろんな冒険の話を聞かせてもらって

成長を感じさせてもらっています.

 

こんな時間が永遠に続くのではと錯覚しそうになります.

しかし,子ども達はいつか必ず

親のサポートを必要としなくなります.

それが子育てのゴールといえます.

 

そんな子どもたちとの限りある時間を大切にしたい.

また,子どもたちが手を離れた後に,

夫婦共通の話題がない,なんてことにならないように...

 

夫婦で納得して賃貸経営をおこなえれば

子どもたちとの時間を大きく削ることなく

世帯年収も増え,夫婦共通の話題も増えます.

家族の笑顔につながります.

 

信じられない・・・

 

また,少し前ですが同年代の子どもがいる知り合いが

単身赴任になりました.「まさか!!」の事態だったようです.

出張すらめったになく,

濃密に家族と過ごしている僕にとっては

単身赴任なんて考えられません.

受け入れても,断っても,家族にとっては

モヤモヤした気持ちが残ってしまうのではないでしょうか?

 

仕事に対する価値観や,人生における位置づけは

人によって様々で,家族<仕事 という

考え方もアリだと思います.

でも,僕だったら仕事のために家族と離れるのは

本末転倒だと考えます.

自分の給与以外の収入があれば

そんな時に選択肢が拡がるのではないでしょうか?

 

賃貸経営は家族との取り戻すことのできないキラキラした時間を

守るための保険にもなるのではないでしょうか.

 

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本日も最後までお読みいただきありがとうございました.

 

 

いつやる?

 

 

前回は賃貸経営成功のための時間的側面のお話をしました.

今回は賃貸経営をはじめるタイミングを考えてみます.

 

やりたいときがはじめどき?

 

賃貸経営をいつはじめるかという事について,

ブログやネットの記事などで様々な方のご意見を拝見します.

これについて正解不正解は無いとは思います.

 

不動産価格の相場を見たり,銀行の融資状況を見たり,

物件が見つかり次第,仲介業者に背中を押されて,など

外的な要因と

いつまでサラリーマンが続けられるか不安,相続に備え,

年金対策,など 内的要因 が挙げられます.

また,タイミングなんてまったく意識しないという方も

おられると思います.

 

僕が思う賃貸経営を始めるのに適したタイミングは

「安定しているとき」「良いとき」  です.

仕事の状況や家庭の状況,体の調子など

自分の環境が安定しているときは,

余裕をもって物件探しをできたり,

銀行の融資を得やすかったりすると思います.

 

あえて安定を崩せるか?

 

状況が良い時にあえてリスクを取って

行動するというのは非常に勇気がいると思います.

誰でも良い状況はずっと続くと考えたいものです.

 

しかし一旦歯車が狂って状況が悪くなると

時間の使い方もお金の流れも一変するのではないかと思います.

 

生活の状況が安定しているときこそ

取れるリスクは取っておくべきだと思います.

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今日も最後までお読みいただきありがとうございました.